だいすきを叫びたい

ゆるオタの垂れ流し

地獄からのラブレター

今日はラブレターの日らしいですね。
「だいすきを叫びたい」なんてラブレターみたいなブログをやっている身としては何か書かなければと思ったのですが、界隈を騒がせている例の炎上で流れ弾を食らったようにぐずぐずと落ち込んでいて、明るい記事は書けそうにありません。
なので気持ちの整理も込めて思った事を書きます。

私は渦中の2人に対して何か特別な気持ちは抱いていません。
外野の人間が勝手に傷ついて勝手に落ち込んで喚いているだけです。
なので、お2人のファンから見たら気分を害するような言葉もあるかもしれませんので、お気を付けください。

 

 

 


前の記事でも書きましたが、発表があった5/17は舞台を観劇していました。
幕間の休憩で、一緒に観劇していた友人と今日も楽しいね~なんて話をしながらTwitterを開いたら目に飛び込んできた情報。
同時に、どこからかあの俳優さんが結婚した!っていう声も聞こえました。
若俳のオタクというものは結婚という言葉にかなり敏感だと思うのですが、その言葉が聞こえた一瞬、空気がぴりっとした気がしました。(あくまで私の座席の周りだけかもしれないですが)
そのうちざわざわとその話題を話す声が聞こえてきて、衝撃が抜けないまま2幕へ。

どうしても衝撃が抜けずに、いつもより集中出来ないままその日の観劇は終わりました。
この時点で、私の中では過去の推しの炎上が蘇っていました。
ただの結婚ではなく、授かり婚
推しさんが週刊誌に既婚子持ちであることがすっぱ抜かれた時の感情を思い出すには十分なインパクト。
また引き合いに出されるのかな…なんて思いもありました。
でもその時はまだ今ほど落ち込んではいなかったんです。
お相手の彼女さんにもそこまでマイナスの感情はなく、ただ通っていたファンはきついだろうな~っていう、ありきたりな外野の感想。

流れ弾を食らったのは、二股報道が出たあとの、彼女のツイートでした。
フォロワーさんの「どうしてこんなことを言われなきゃいけなんだろう」というつぶやきで、私は件のツイートを拝見しました。
そのフォロワーさんと全く同じ気持ちになりました。

どうして、そちら側にいる人間に、そんなことを言われなければいけないんだろう。

私も近々接近を控えています。
その接近に支払う金額は、彼女が高いといった金額よりも高いです。

その金額を推しに払いたいと思っていた気持ちを踏みにじられたように感じました。

Twitterでは、彼女の言葉に賛同する意見も少なくありませんでした。

「勝手に貢いでおいて」
「勝手にガチ恋になっておいて」
「2万とか、その分でおしゃれしたり美味しいもの食べたりすれば?」

どれも正論だと思います。
そんなことは、赤の他人に言われなくても分かっています。
それでも私はファンとして、その金額を払って推しに会いたかった。

彼女と彼女の意見を肯定する人達に悪気があるとは思いません。
「こういう世界」を知らないで生きてきた人達から見れば、異常なのはたった1枚のチェキに、全く同じ本に数万円を払う私達なのだと思います。
彼女が、彼のファンを煽ったり貶めたりする意図がなかったというのも、そうなのかもしれません。

でも私は、彼女のその言葉に傷つきました。
彼のファンでもないのに。

二股報道で傷ついたのは彼女の方なのかもしれません。
結婚・妊娠は、精神的にかなり辛いものもあると思います。
でもそういうのは、それこそ身内にLINEなどで愚痴ることも出来たと思います。

世間に対する影響力のある彼女がそういった発言をTwitterでしたことにより、彼のファンだけではなく、2.5次元ジャンルが、彼と同じように舞台俳優として頑張っている方々を応援している人達が、下に見られるような発言が多くなってしまったように思います。

勿論、元々オタクなんて「気持ち悪い」ものであり、一般の方々には理解されにくいものであると分かっています。
電車男のブーム以来そういった風潮が無くなってきたとはいえ人様に誇れる趣味であるとも思いません。

でも私達は、普通に好きなものを応援しているだけです。
普通の人が、好きな野球チームを応援するように。

それを、なんにも知らない癖に格下扱いされるのは辛いし、腹が立ちます。
格差婚、無名俳優、年収や借金の話…。
知名度的に仕方ない、面白おかしく騒ぎ立てるのが仕事というのも分かるけれど、なぜここまで下に見られなければいけないのか。

普通の結婚報告だけでも辛いのに、好きなものまで無神経に否定される。

彼のイベント内容は普通だと思います。
値段も、特典も、若手俳優界隈ならなんらおかしくないありふれた発売記念イベント。
それが今は、あの2万のチェキ会というレッテルを世間に貼られる。
普通に告知され、普通に参加券をもらい、普通に開催されるはずだったイベント、それに参加するはずだったファン。
たったそれだけだったのに、今は余分なレッテルがたくさんついてくる。

1番の元凶はこの状況を作り出した彼だと思います。
今まで2.5次元で活躍してきた彼が、そのジャンルを貶める行動をしたことには怒りを覚えます。

それまで信じていた推しと言う世界が一瞬で崩れ去る苦しみは分かります。
でもきっと、時間が経てば風化することもあります。

もしここまで読んだ彼のファンの方がいたら、どうぞ美味しいものを食べて、ゆっくり眠って、元気がだたらまた好きなものを好きなだけ追いかけてください。
推しを恨むことも、気持ちを吐き出すことも間違っていないと思います。
推しを許すことも、それでも降りられないことも間違っていないと思います。
自分の気持ちを大事にしてください。

 

そして、同じく炎上しているプレゼントを蹴り飛ばす動画。
あれに対しては怒りしか湧かないのですが、でも自分があげるプレゼントをゴミでは…?と思ってしまう私にはダブルパンチで堪えました。
自分がゴミだと思うものを人にあげるなよ、って言われればそれまでなんですが。
推しはそんなことはしない、と思うのですが、でもいらないものだったらどうしよう…。という永遠に消えない呪い。

これは地獄からのラブレターです。

以前の記事の再掲になりますが、私達が感じているたくさんの呪い。

フォロワーさんは〇回入るから、私はもっと入らなきゃ
あの人いつも私より前の席にいる
あの同担私のこと嫌いなんだろうな
もっと積まなきゃ
お花出さなきゃ
なんであの人にチケットが当たって私に当たらないの
私のプレは着てくれないのに、あの人のは着るんだ
目が合ったのにファンサもらえなかった、明らかな他担にはするのに
原作厨のくせに
俳優厨のくせに

私の方が推しくんのこと好きなのに

茶の間、ガッツ、りあこ、同担拒否、DD…

全部全部、逃れられない呪いです。
逃げてしまいなさい、って言われて逃げられる人なら良かった。
全部気にしないでいられる程強いオタクなら良かった。

でもどんなに呪いが強くても、痛い思いをしても、好きだから推すことをやめられないんです。
無理しなくて良いんだよ、辛かったらやめていいんだよ、って言葉、SNS上でたくさん見ます。
でも辛い思いをしている私が欲しいのは、やめていいんだよって言葉じゃなくて、こんなに辛いのに頑張って偉いねって、自分の推し方を認めてくれるような言葉だったように思います。

どんなに血塗れのだいすきでも、私のだいすきが推しに届いていれば良い。

法を犯さなければ、彼女がいても結婚しても良い。
でも「推さなければ良かった」とは思わせないでください。

 

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