だいすきを叫びたい

ゆるオタの垂れ流し

刀と将軍の話。

せっかく初めて劇場で刀ステを観劇することが出来たので、備忘録的に書き残しておこうと思います。
以下、舞台刀剣乱舞義伝暁の独眼竜と剣豪将軍義輝のネタバレ含む感想なので、未観劇の方はお気を付けください。




1番初めに思ったことが、この話は「繋ぎの物語なんだな」ということです。
アニメガイド2017の末満さんのインタビューで織田・豊臣・伊達の話は地続きと仰っていたので、やはり3部作なんだなぁと。
今年は伊達政宗が生誕450年なので先に伊達のお話を選んだということですが、刀達がそれぞれの主の物語を背負っていくなか、ステでは皆を見守る立場にいる三日月が絡む豊臣のお話が最後に紡がれる方が、個人的にはしっくりきます。
来年は黒田長政も生誕450年なので、もしかしたら年末に黒田で来年豊臣かな?とも思っているのですが、劇中で含みを持たせている三日月をはじめ、ステ本丸の行き先を最後まで見届けたいなと思いました。
(ここまで書いた後に日テレプラスの密着スペシャルを見たのですが、末満さんが伊達が並んだ姿を見てみたかったとも仰っていましたね)



キャラごとの感想
(ちなみに私はサービス開始直後からプレイしている初期ユーザーです。)

 

三日月宗近
拡樹さんはなによりも殺陣が大好きなのですが、殺陣師さんが変わっても相変わらず舞うような美しい殺陣で惚れ惚れしました。
あと遠足可愛い。再演の日替わりで遠足のネタがあったので、実現した~!って思いました。
どんぐり拾うおじいちゃん可愛すぎない…?
うちのおじいちゃんってそんなにぽやぽやしていないので、末満さんのキャラ解釈と拡樹さんが色付けしてくださった三日月がすごくすとんと入ってくるんです。
三日月が言っていたセリフのように「人の体を得たからには精一杯生きる」を体現するように短刀達に混ざって遊んだり、内番に精を出したり、かと思えば平安組でぽやぽやと縁側でお茶を飲んでいる。うちの三日月はそういうちょっと活発な三日月です。
三日月は置いて行かれることが多い刀だと思っているので、目に入るもの触れるものを純粋に楽しんでいるようなステ三日月は可愛くて好きです。
そんな可愛い三日月が背負っている物がなんなのか…。
拡樹さんは憑依芸タイプの役者さんだと思っているので、目もすごいお芝居をしているなぁと思うんですけど、さっきまでどんぐり拾って喜んでいた三日月が次のシーンでは瞳孔開いて応戦しているそのギャップがたまりません。
不殺の刀とも言われる三日月ですが、やっぱり刀としてその身を振るうことこそ本望なのかなと、ステの三日月のちょっと好戦的な部分を見ていると思います。
ちなみに三日月が立ち回りする前に刀を上に掲げてゆっくり降ろすシーンが死ぬほど大好きです。神々しい。

 

 

山姥切国広
私の大事な大事な初期刀なので贔屓目で見てしまいます。
ステ本丸の山姥切は少し子供っぽいと思うのですが、それがより前作からの成長を実感出来て良いなと思いました。
本能寺では三日月に言われて仕方なく仲直りをさせようとしていたのが、独眼竜では自ら小夜を心配してどうにかしようと頑張る。
でもコミュニケーションが下手だから怒鳴りつけてしまったり、放って置いて欲しい時に無理やり踏み込もうとしてしまう。
それでも、自ら近侍として他の刀と関わろうとするのが、まんばちゃん成長したなぁって思って感動してしまいました。
そして三日月は最終的に山姥切をどうしたいんだろうか。
ステ本丸の山姥切は、本能寺で一旦自分のコンプレックスと向き合っていると思うので(克服出来たかどうかは別として)
まずは近侍として頑張ろう!と一生懸命だと思うのですが、舞台刀剣乱舞の大きな物語としての語り部の役割は三日月が担っていると思うので、山姥切の担う役割はなんなんだろうとずっと考えています。
三日月の言う「大きな試練」を乗り越えるためのヒーロー的な、王道主人公の立ち位置でしょうか。
あと、今回は本丸お留守番組だったので時間逆行軍を相手取っての大立ち回りがなかったのが少し残念でした。
小夜ちゃんとの殺陣も苦労したとおっしゃっていたし、良かったのですが、荒牧さんの殺陣をもっと見たかったというのが本音です。

 

 

鶴丸国永
人生を変えた私の最大の推しキャラです。
再演の健人さんの鶴丸は、キャラとしての解釈違いというよりお芝居がちょっと引っかかっていたのですが、それがなくなってかなり良かったです。
(かなり個人的な意見ですが、私自身の好みで息芝居が好きではないのと、声を鼻に掛けた芝居が嫌でした。)
なんといっても声が本家。声帯がソーマサイトウ。再演で気になっていた部分がなくなったのでよりゲーム時のセリフを言うシーンは興奮しました。
あとスタイルが鶴丸国永そのもの。細すぎる。真剣必殺の時あばらが浮いていて不安になりました。
そしてまさかの公式で黒鶴。pixivで10000000万回見たやつ。大楽後に2次創作が荒れるやつ。
ちょっとあまりにも衝撃的過ぎてちょっと話の内容が曖昧です。こりゃ驚いた。
ただ、私は鶴丸は伊達ではやっぱり年長者だと思っているので、あそこで大倶利伽羅を止めるのは鶴丸だったと思います。
それにしても連れ去られるときの映像もっと何かなかったのか。笑ってしまったではないか。
全体的にあそこからの流れは90年代の同人誌かなって意見です。
羽が舞い散る時に脳内でプリプリのエンディングが流れ出した。(分かる人は銀劇で私と握手)
鶴丸は飄々としていて、一歩引いてみんなを見守っている部分もあるのですが、三日月と同じで腹の底が読めない刀の1人だなと思います。
退屈で死んでしまいそうだの言葉通り、自分を犠牲にしても驚きを求める姿はどこか危ういな、と。
健人さんの鶴丸はそういうちょっと危うい面もあって、今後刀ステに出続けるとしたらどういう方向に向かってくのか楽しみだなと思っています。
全体的には健人さんの鶴丸とても良かったです。

 

 

歌仙兼定
今回のトレブロのジョーカー歌仙さん。
本物連れてきちゃダメだろうっていうのをTwitterで見かけましたが、ほんとそれ。
わだくまさんさすがでした。
歩き方や振り向き方、話している時の姿など細かい所作まで歌仙なんですよね。
歌仙もちょっと子供っぽいなと思ってしまったのですが、でもあの7面の回想シーンをよくここまで広げてくれたなぁと思いました。
そしてわだくまさんの殺陣も好き。拡樹さんと同じで腰を落とすタイプなんだけど、もっと荒々しい感じ(風流さはある)
文系ゴリラの異名を取った(すみません)歌仙らしい殺陣だなと思いました。
あと、個人的に歌仙が細川氏をあんまり好きではないというのが意外でした。
好きではないというか、少しもやもやした思いを抱えていたという感じですが、その元主へ抱えていた不満も昇華出来ていて良かったと思います。
(ごめんなさい、歌仙をあまり出陣させていないので理解が薄い)
もっと元主大好き勢かと思っていた。
新しい一面が発見できてよかったなと思います。

 

 

小夜左文字
今回は小夜ちゃんの成長物語でもありましたね。
小夜が伊達のみなさんは強いですと言うたびに100回ふぁぼしたくなる気持ちになっていた伊達モンペ。
ステ本丸の小夜がこう思うようになったきっかけも、本能寺の鶴丸や光忠を見ていたからなのかなと思うと前作からの繋がりを感じて良かったです。
ただ、小夜がこんなに悩んでいる時に兄さまたちに側にいて欲しかった。
話の都合上仕方ないとは分かっているんだけど、江雪兄さまと宗三兄さまいて欲しかったよ~!!
でも納谷くんのTwitterではお2人とも見に行かれたみたいで、良かったなぁと思いました。
最後の見送りに三日月があげたどんぐり、なんのどんぐりかは分かりませんが、ブナ科の樹木全般の花言葉は「勇敢」だそうです。
強くなりたくて1人で旅立つことを決めた小夜ちゃんは勇敢だなと思いました。
ちなみに私も初めて修行に送り出した短刀は小夜ちゃんだったのですが、見た目は光属性っぽいのにセリフの闇度は増していたので(重傷時や放置時)
ステ本丸の小夜は今後出番があったらどういう方向になっているのか楽しみだなと思います。

 

 

燭台切光忠

ラーメン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今回もぶっ飛んでくれてありがとう。
本丸の朝は早いで死にかけました。
貞ちゃんと会えて嬉しそうなのが伝わってきて良かったです。
あととんちゃん殺陣上手くなったね!!!
うちのみっちゃんはもっと落ち着いて周りを見ているタイプなので、きゃっきゃしているみっちゃん可愛かったです。
政宗公への思いは伊達組で1番強いと思っていたのですが、あまり取り乱さず落ち着いていたのが意外でした。
彼は彼なりに、ちゃんと政宗公に折り合いをつけているんですね。

 

 

倶利伽羅
いのからちゃん殺陣上手い素晴らしい。
一振り一振りが重い殺陣でした。
倶利伽羅政宗公にあんな不満があったなんて意外でした。
やはり刀としては最後まで主に振るって欲しかったのでしょうか。
倶利伽羅はうちの本丸より大人だなと思いました。
小夜に対しても、最後までちゃんと話を聞いてあげて自分のことも話してあげようとするなど慣れ合わないと言いつつ全くの無下にはしないあたり、からちゃん優しいなぁと思います。
個人的にはみっちゃんよりメンタル安定しているイメージだったので、まさか逆行軍に揺らぐとは思いませんでした。

 

 

太鼓鐘貞宗
貞ちゃん~!
うちにはいないので(まったりプレイすぎて申し訳ない)
キャラの把握があんまり出来ていないんですが、みんなの末っ子感可愛かったです。
あと祥平くん、声がとても岡本信彦に聞こえてびっくりした。一瞬cvのぶくんだっけ?と考えてしまった。
密着スペシャル見たら地声も似てらっしゃった(不快に感じたら申し訳ありません)
貞ちゃんは伊達組で1番の光属性だと思っているのですが、ステ本丸の貞ちゃんも揺らぐことなく良かったです。
光忠に何かあったら殴ってでも止めてくれそう。
短刀は見た目が子供なのでどうしてもそういう気持ちで見てしまうんですが、小夜ちゃんも貞ちゃんも中身はとても大人で、長い歴史を歩んできた名刀なのだなと思います。

私はミュも見たうえでステの方が好きなのですが、多分私が好きな刀達がステの方に揃っているからなんだろうなぁと思います。
ステに人気の刀達を集めたというのもあると思うのですが、本当にうちの本丸に近い。
初期刀は山姥切国広で、近侍はまんばちゃんとつるちゃん、みかちの3人で回してるし、初めて修行に出した短刀は小夜ちゃん。
いつも自分の本丸を見ている気分になるんですよね。

 

 

そして、剣豪将軍義輝の舞台も見てきました。
前編も見た上での後編、正直初っ端からずっと泣いていました。
義輝の前編は少年ジャンプのような、弱っちい主人公が強くなる為に旅に出て仲間を増やして奥義を会得してっていう、超王道ストーリーなんですよ。
これから京へ戻って将軍職に就き、国を変えるぞっていう希望に満ち溢れてた。
なのに後編の義輝は、最初から死ぬ覚悟を決めたかのようにずっと穏やかな顔なんです。
国の為なら足利将軍家も、将軍である自分すらもいらないというその強さが好きでした。
梅花の部下が敵である弾正の屋敷に潜入し殺されてしまった時も「宝物を粗末にするな」と、家臣達を迷うことなく宝物と言ってのけるその優しさが好きでした。
あとはもう、義輝最期のシーン。
畳に刺さった名刀を1本1本抜いて戦う壮絶な場面。
そこで、義輝に一番最後に抜かれる「三日月宗近」。
初めて観劇した時は鳥肌が立ちました。
銃を向けられたあと、悟ったように三日月宗近を鞘に納めて笑う義輝の顔がずっと頭にこびりついています。
完全に刀剣オタクで申し訳ないのですが、不殺の刀とも言われている三日月宗近も主を守って戦った歴史がちゃんとあったのだと、その1つの物語を舞台刀剣乱舞と同じ期間に見られて本当に良かったです。
歴史シリーズは1作目が好みじゃなかったのですが2作目から改善してきて、3作目の義輝は本当に良かったです。
4作目の座長は誰なのか楽しみ。順当にいけばかっちかな?

余談ですが、アフトで八神の蓮さんが刀の名前が聞き取れなかったと質問した時に「みなさんの方が知ってると思うんですけど~」って答えてて思わず笑いました。そうだね。
前編の千秋楽のカテコを見ていたので、後編の千秋楽も4回目に出てきたとき大丈夫かな?って思ったんですがちゃんと笑えていて良かったです。
100人切りお疲れ様でした。

 

 

書き忘れた事があったので追記します!
黒鶴の殺陣のシーン、黒鶴が刀を振るうと青と紫の照明が合わさってとても綺麗だったんです。
あれは多分、藤森神社の紫陽花なのかなって。
黒鶴の髪、一房だけ白かったし、戦装束も白い部分があったと思うのですが、もしかしたら藤森神社にいた時の神格が守ってくれたのかなと思いました。
鶴丸は竜胆のイメージですが、紫陽花も忘れないでいてくれて嬉しかったです。
今はちょうど藤森神社の紫陽花も見頃だと思うので。